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床材の変更リフォームで滑る事故や転倒事故の軽減を

床材の変更は足腰が弱ってきた人に効果的な介護リフォームです。

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こんにちは、高与建築WEB担当の高橋です。

ここ最近、介護リフォームについての問い合わせをよくいただくようになりました。

介護リフォームというと手軽なところですと手すりの設置を行ったり、段差をなくすといった方法が一番最初に思い浮かぶところですが、目に見えない部分で効果的なリフォームが「床材の変更」です。

今回はこの「床材の変更」についてお話したいと思います。

「滑る」原因は床材が原因?

足腰が弱ってくると身体の平衡を取りづらくなってくるもの。
ちょっと滑るだけで転倒事故につながりやすくなってしまうのですが、連続する床に使用されている床材が違うとそれだけで滑る原因となってしまいます。

それぞれの場所にふさわしい安全な床材に変更することは
転倒事故を抑制する大切な処置となりえるのです。

例えば、このような床材変更リフォームが考えられます。

 

● リビングの床材

長尺の床材やコルクタイルにすることでクッション性や静粛性が保てますし、クッションフロアにすれば、汚れや衝撃にも強く便利です。リビングについては将来車いすでの移動にも耐えられる素材を採用することが大切です。

● 浴室の床材

通常は、光沢などを出すためのガラス質のコーティングがされている素材が多いのですが、介護リフォームの場合はコーティングがされておらず、表面を荒くしてある素材・ノンスリップ加工された床材などの水に濡れても滑りにくい床材に変更することをおすすめします。

● 廊下の床材

特に寒い日は転倒に気をつけなければいけないのが廊下。冬場など厚手の靴下を履くと滑りやすくなりますよね。
廊下にはコルクタイルやプラスチック系シートなどの滑りにくい床材を選ぶようにしましょう。

● トイレの床材

スリッパの履き替えをしなくても気持ち的に不潔感や抵抗をうまない材質・色のものがよいですね。

● 玄関の床材

靴を脱いだり靴を履いたりするときはバランスを崩しがち。そのため玄関の床面には水に濡れても滑りにくいノンスリップタイルなどの床材を選ぶとよいです。

● 玄関アプローチ

雨にぬれることを想定する階段面のリフォームも滑りにくい仕上げ加工のタイルを施工するとよいです。スロープをコンクリートの打ちっぱなしにする場合は表面を粗く仕上げるのが効果的です。

いかがでしたか?
目に見えない施工ではありますが、
転倒防止には大きな効果を発揮します。

施工の仕方は様々な方法がありますから、
ご検討されている方は是非一度ご相談ください。

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