ハイブリッドソーラーハウスは秋の終わりから冬にかけては暖房にその力を費やしますが、春・夏・秋など、暖房にそれほどエネルギーが必要ない時期にはお湯を沸かして給湯を行います。
もっとも太陽熱による給湯は、季節やお天気次第でお湯が湧いたり沸かなかったりしますが、太陽熱で沸かない時には、不足分だけガス・石油の給湯器が稼働する仕組みです。
つまり、従来の給湯設備に比べて非常にエネルギー効率がよく合理的につくられているのです。
ハイブリッドソーラーハウスにおける給湯器ですが、直結型石油・ガス給湯器で「ソーラー接続可能型」のものを必要とします。
ソーラータンクの水圧は250〜300kPa。この値は水道の水圧と大差ないものなので、普通の給湯設備のように加圧の必要はありません。
むしろ加圧ポンプは不要どころか、ソーラーハウスに置いてはタンクの破損の危険性もあるため、どうしても加圧ポンプが必要な場合には別途ご相談ください。